5月になり、まだ時折涼しい風が吹いている日もありますが、暖かくなるにつれて、たくさんの植物があちこちで花を咲かせています。
中でも特にツツジの仲間は花が大きく数も多いため、白や赤色の花がよく目立ちます。
ツツジと似たような色の花をつけている低木にタニウツギという植物があります。
タニウツギもツツジに負けないくらい、ピンク色の花をたくさんつけます。
名前にタニと付いているように本来は日本海側の谷沿い等に生えていますが、花がきれいなため、公園などによく植栽されています。
ちなみに名前にウツギと付いていますが、ウツギ(アジサイ科)の仲間ではなく、スイカズラ科(サンゴジュやガマズミなどのグループ)の仲間になります。少しややこしいですね。
また、同じ仲間に似た植物が多く、微妙な花の形や、葉の毛の付き方や量によって分けられているので、正確な名前を調べるのが難しい植物でもあります。

様々な名前で呼ばれている植物でもあり、田植えの時期に咲くことから「田植え花」という呼び名や、若葉を乾燥させて米とともに炊いたことから「糧の木」という呼び名もあります。ほかにも養蚕が盛んな頃には花についているダニがカイコにつかないように、「火事花」という名前をつけて花を持ち帰らせないようにしたそうです。
手賀沼自然ふれあい緑道にもよく植栽されていますので、散歩やサイクリング、休憩の時などに好きな呼び名で呼んでみてはいかがでしょうか。

