皆さんこんにちは。
今回は改めて緑道の魅力の一部をご紹介したいと思います。
(途中、久しぶりにチーバくんも少しだけ登場します。)
すでに暑い日が続いておりますが、6月に入り、季節は春から夏へと移り変わりつつあります。
我々はもちろん暑さの影響を受けますが、それ以上に植物や動物は気温の高さに惑わされていないか心配になります。
緑道では連日の暑さにも負けずに花を咲かせている植物がいます。
様々な植物を観察することが出来るのも、自然豊かな緑道の魅力の一つですね。
今の時期、緑道の各所で花をつけている植物として、ハコネウツギやシモツケがあります。
緑道ではタニウツギが多いのですが、ハコネウツギも一部で見ることが出来ます。
場所は、ヒドリ橋~北千葉導水ビジターセンターの間にある東屋に似た見晴台「高楼(こうろう)」のあたりです。



ハコネウツギは花が白色→紅色に変化します。(一方、タニウツギは最初から花が薄紅色をしています)

シモツケは緑道から一段下がった道路の周辺に植えられています。
夏の間、小さな濃紅~白色の小さな花を多数つけます。花の色の違いを観察するのも楽しいです。

先ほどご紹介した見晴台「高楼(こうろう)」周辺や柏ふるさと公園の周辺では、緑に映える可憐な花を見ることが出来ます。
左:ヤグルマギク(薄いピンクや青紫色の花)
中央・右:ヒルザキツキミソウ(おわん型の淡いピンクの花)
右:ブルーサルビア(棒状に並んだ紫色の小さな花)


落ち着いた色の小さな花が風に揺られており、ゆったりとした気分になります。

緑道にある魅力は、植物だけではありません。実は、散策がもっと楽しくなる素敵な施設が設置されているのをご存知ですか?
チーバくんがちょこんと座っているイスは「集音ベンチ」と呼ばれるものです。
ここに座って手賀沼を眺めると、周囲のいろいろな音を集めて聴くことができる不思議な構造になっています。
ヨシ原を通り抜ける優しい風の音、木々の梢(こずえ)がこすれる音、そして心地よい鳥たちの鳴き声。
日常の喧騒を忘れて癒やされるスポットです。
ついつい時間の経つのを忘れてしまいますね・・・。

もうひとつ、音を楽しめるオブジェがこちらの「風音パイプ」。
ただのポールに見えますが、風が吹き抜けるときに、その風力や向きによってさまざまな音程の音が響きます。
風が奏でる自然のメロディに、ぜひ耳を傾けてみてください。


最後に、ちょっとした豆知識を。
実はあまり知られていないのですが、この緑道の下には大きな「導水管」が通っており、利根川の水を運んでいます。
写真にあるのは導水管のモニュメントです。かなり大きな導水管が地下を通っています。
利根川から運ばれてきた水は、この管を通って「北千葉導水ビジターセンター」のところで手賀沼へと放水されています。これが、手賀沼の「水質改善」にとても大きな役割を果たしています。

こうしてきれいになった手賀沼の水は、周辺の青々とした水田を潤す大切な農業用水としても利用されています。
美しい花、心地よい音、そして豊かな水を育む仕組み――。
皆さんもぜひ、初夏の爽やかな風を感じに、手賀沼自然ふれあい緑道へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

